■ RSD-SUNMAX-FL-LCW 溶接機(ファイバーレーザー溶接・切断・錆落とし機)
型式 | RSD-SUNMAX-FL-LCW | ||||||||||||||||||||||||
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波長 | 1064[nm] | ||||||||||||||||||||||||
レーザー形式 | ファイバーレーザー |
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レーザー出力[W] |
1000 / 1500 / 2000 / 3000(オプション) (RECI社製) |
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最大溶込み深さ[mm] | 1000W機:約3mm 1500W機:約4mm 2000W機:約6mm 3000W機:約8mm ※溶接速度に応じて溶け込み深さは変動します。鉄にてテスト |
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溶接可能板厚[mm] | 1000W機:0.3mm~4mm 1500W機:0.3mm~5mm 2000W機:0.3mm~7mm 3000W機:0.3mm~10mm |
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溶接ビード幅[mm] | 最大5mm程度 | ||||||||||||||||||||||||
切断能力 | 最大8mm程度 | ||||||||||||||||||||||||
洗浄モードビーム幅[mm] | 1〜70 | ||||||||||||||||||||||||
加工速度[mm/s] | 0〜120 | ||||||||||||||||||||||||
波長 | 1064[nm] | ||||||||||||||||||||||||
電圧 [V] | 三相200 ※ 3000Wのみ、付属の変圧器を使用し、本体は三相380Vで駆動 ※アース必ず落とせる様にして下さい |
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入力電流 [A] | 1500W:30A 2000W:40A 3000W:50A |
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実測 消費電力・電流・力率 |
1000W機(Raycus)
3000W機(Reci)
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接続図 | ・1000/1500/2000W ・3000W |
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1000/1500/2000W 外寸 (幅X奥行X高さ) [mm] | 540 x 900 x 1460 ※ 突起部含む |
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3000W 外寸 (幅X奥行X高さ) [mm] | 640 x 1220 x 1510 ※ 突起部含む |
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重量 [kg] | 170 | ||||||||||||||||||||||||
連続加工時間 | 制限なし | ||||||||||||||||||||||||
機能 | 溶接 切断 洗浄(サビ落・塗料剥離など) |
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制御設定方法 | タッチパネル式 操作パネル | ||||||||||||||||||||||||
操作パネルの対応言語 | 日本語 英語・中国語・韓国語・スペイン語 etc... |
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対応ソリッドワイヤー | φ0.8、φ1.0、φ1.2、φ1.6 5〜20Kgリール使用可 求めるビード幅に応じてワイヤー径を選択します、アルミの場合Φ1.2以上を使用 ※フラックス入りワイヤー使用禁止 |
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機能切り替え方法 | レーザーヘッド・焦点レンズの交換 | ||||||||||||||||||||||||
レーザーガン | Au3tech社製 HW970 | ||||||||||||||||||||||||
付属品 | こちらを参照してください | ||||||||||||||||||||||||
レーザーガンのケーブル長さ[m] | 4.2 (標準) 最長9mまで可(オプション) |
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レーザーガン重量 [g] | 140 | ||||||||||||||||||||||||
自動水冷機のヒーター | 有 | ||||||||||||||||||||||||
冷却 | 自動水冷機内蔵 | ||||||||||||||||||||||||
推奨環境温度 | 10〜40 [℃] ※0度以下になる場合はクーラント液を使用 |
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作業環境湿度 | < 70 [%] | ||||||||||||||||||||||||
アシストガス(必要設備) | 窒素/アルゴン チタン溶接の場合はアルゴン必須 |
ガス調整器(必要設備) | 調整器はご用意していただく必要があります 参考モデル:GF1-2506-RX-V 接続部分必要カプラー:ワンタッチカプラー Rc1/4オネジ 調整器のメモリは0.01-0.6Mpaの値が調節できるものが必要です。 |
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ランニングコスト(1000W) (溶接加工を1時間連続して行った場合 : 実測値に準拠) |
ランニングコストは、電気、ガスの料金がかかります。 |
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梱包サイズ [mm] (目安) |
1450 x 780 x 1320 | ||||||||||||||||||||||||
梱包重量 [kg] (目安) |
280 | ||||||||||||||||||||||||
設置場所の広さ | 本体外寸と加工用の作業台のスペースを含め、前後左右にそれぞれ最低1.5m以上の空きスペースが必要です |
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オプション | ・協働ロボットCRXを実装した自動化システム ※1 ・ダブルワイヤー(3000W専用) |
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販売開始 | 2022年 12月 |
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価格(税別) |
納期・本体価格・仕様はこちらよりお問い合せ下さい。 ※ 設置場所によって陸送費が異なりますので、設置住所を明記してください。 |
■ LCW 装備品一覧
工具箱内 一覧
名称 | 個数 |
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USBメモリー(取説・設定表・レンズ清掃方法など) | 1個 |
溶接ノズル AS-12 | 1個 |
溶接ノズル BS-16 | 1個 |
溶接ノズル CS-12 | 1個 |
溶接ノズル FS-16 | 1個 |
溶接ノズル Cタイプ | 1個 |
切断用ノズル | 1個 |
ワイヤーノズル Φ1.0 | 1個 |
ワイヤーノズル Φ1.2 | 1個 |
ワイヤーノズル Φ1.6 | 1個 |
保護レンズ | 5個 |
レンズクリーナー | 1個 |
レンズクリーナー用拭き取り棒 | 8個 |
光路調整用テープ | 1個 |
PTFEテープ | 1個 |
PVCテープ | 1個 |
保護メガネ | 1個 |
マイナスドライバー | 1個 |
レッドポインター/レーザーユニット電源キー | 1個 |
ドア施錠キー | 2個 |
六角レンチ | 1個 |
レーザーケーブル保護キャップ | 1個 |
USBメモリ内 一覧(3000W機の場合)
名称 |
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User Manual_FL_LCW-3000W Ver.2.0(取扱説明書) |
焦点レンズの清掃・交換 |
保護レンズの清掃・交換 |
溶接の設定出し |
3000W設定表 |
鱗溶接(ステンレス用) |
■ 特徴
ファイバーレーザー溶接機、RSD-SUNMAX-FL-LCWは、レーザーガン・アタッチメントを交換することにより、金属製素材に対して溶接、切断、洗浄(サビ落・塗料剥離)が行える一台三役の多機能レーザー溶接機です。
■ 溶接について
LCWはファイバーレーザー溶接機です。レーザー溶接機は他の溶接機と比べ溶け込みが深く、素材への歪みが少なく高速で溶接ができるのが特徴です。
亜鉛メッキ銅板材への溶接ではメッキ割れも歪もスパッタの発生を減らしてくれます!TIG溶接と比べ5倍以上の溶接時間を短縮できてしまいます!
溶接可能素材は、鉄、ステン、アルミ、銅、亜鉛メッキ銅板、チタンなど様々な素材へ溶接可能。
溶接はワイヤーの押し出しに従ってレーザーガンを移動だけ、溶接初心者でも簡単に扱えます。 レーザー光を自動的に左右に振るスイング機能か搭載により最大約5mm前後の肉盛り溶接が可能。(使用ワイヤー径により変化します)。
【鉄 隅肉溶接】
【鉄 角繋手溶接】
【アルミ溶接】
【アルミ鱗状に溶接】
【鉄・亜鉛メッキ・アルミ・ステンへの角付け溶接】
【亜鉛メッキ鋼板材への溶接】
【0.5mmステンへの溶接】
亜鉛メッキ鋼板 1.6mm厚 角R溶接
鉄 2mm厚 隅肉溶接
ステン 0.3mm厚 隅肉溶接
アルミ 2mm厚 角R溶接
SUS 1.5mm厚 重ね溶接(鱗溶接モード)
SUS 4mm厚 隅肉溶接
ボンデ鋼板 2.4mm厚 角R溶接
ボンデ鋼板 2mm厚 隅肉溶接
アルミ 8mm厚 隅肉溶接(強度テスト済み)
■ 洗浄(錆落とし/塗料剥離)について
洗浄モードではレーザー光を表面に付着している錆や塗料などに当てことで除去できる機能になります。原理としてはレーザー光の熱により蒸発させて吹き飛ばす動作を瞬間的に行っています。サンダーやサンドブラストでの錆、塗料除去には時間も手間もかかってしまいます、レーザークリーニングでは一瞬で錆の除去、塗料除去、黒皮除去、焼け取りが簡単にできてしまいます!
溶接同様にスイング機能が使え最大で70mmまでビーム幅を設定できます。赤サビ、白サビ、塗膜、汚れなどの除去が可能。
写真:サージタンクの白サビ除去後の写真
【ホイールの錆び・塗料 除去】
【鉄板の錆び 除去】
【薄錆び 除去】
【黒皮 除去】
■ 切断について
SUNMAX-FL-LCWにはノズル(チップ)を変更することにより切断を行うことができます。鉄の切断にはエアーコンプレッサーを使用します。鉄以外は窒素を使用。
■ RSD-SUNMAX-FL-LCW 消耗品
別サイトにてFL-LCW消耗品を販売しております。
■ 溶接ワイヤーについて
溶接ワイヤーは半自動用のソリッドワイヤーを使用して下さい。
使用可能サイズ:0.8mm 1,0mm 1,2mm 1,6mm
注意!フラックス入りワイヤーは使用しないで下さい。レンズを破損させます。
推奨アルミ溶接ワイヤー:[A5356-WY][A5183-WY] 5356は一般的に使用される溶接ワイヤーで自動車などの製品に対して使用されます。5183はアルミワイヤーの中で一番強度があり、造船や製缶などで使用されます。
アルミ溶接の場合、ワイヤー径は1,2mm以上を推奨します。1.2mm以下を使用する際はライナー(チューブ)をワイヤーフィーダーから比較的直線的になるようにして下さい。角度がキツイとワイヤーがクラッシュする可能性があります。
■ 加工設定パラメータ
RSD-SUNMAX-FL-LCWのパラメーターを参照してください。
■ レーザーガン・アタッチメント
加工内容に合わせて、レーザーガン・アタッチメントを交換して機能を切り替えます。交換作業は容易で、30秒程度でできます。
■ ※1 協働ロボットCRXについて
部品の短納期化、コロナ禍や人手不足を背景に、”人手によるレーザ溶接を省スペースで自動化したい”というご要望にお応えし、「協働ロボットCRXレーザシステム」をオプションで実装できます。
ロボットが初めてのお客様でも、協働ロボットを使うことでダイレクトティーチ(作業者が手でロボットを押して動かす)という教示方法やタブレットでのアイコン操作が可能です。
「協働ロボットCRXレーザシステム」の詳細は 動画(仮付け、溶接、切断の自動化) をご参照ください。