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■ RSD-SUNMAX 統合規約(流通・販売・保証・修理対応条件)

対象:SUNMAXシリーズ/SUNMAX-FL/LCWシリーズ、付属品・周辺機器を含む

株式会社リンシュンドウ(サンマックスレーザー)(以下「メーカー」)は、メーカー製品の販売、流通、保証、修理、サポートに関する条件として、本統合規約(以下「本規約」)を定めます。

本規約は、メーカーから直接または間接に製品を購入・再販売・紹介・使用する事業者(販売店・代理店・ユーザー等。以下総称して「お客様」)に適用されます。

同意・適用開始・供給条件
  1. 同意の成立
    お客様が以下のいずれかを行った場合、お客様は本規約(別紙・別表を含む)に同意したものとみなします。
    1. 見積書・注文請書・請求書・納品書等の受領(電子を含む)
    2. 発注、引当依頼、出荷依頼、代金支払、受領、設置、使用開始
    3. 修理受付・サポート受付の申告
  2. 同意がない場合の供給拒否
    お客様が本規約に同意いただけない場合、メーカーは製品の供給・引当・出荷・部品手配・サポート提供を行いません。
  3. 版数・改定
    本規約の版数はメーカーが別途表示します。メーカーは必要に応じ改定でき、改定後は提示日以降の発注・取引に適用されます(既存契約の切替はメーカーが書面承諾した場合に限る)。

第1章 総則
第1条(目的)

本規約は、製品の販売・流通・保証・修理・サポートに関する条件、責任分界、受付手順等を定め、トラブルの未然防止と迅速解決を目的とします。

第2条(適用・優先順位)
  1. 本規約は、メーカー製品に関する一切の取引・提供(販売、再販、紹介、修理、部品供給、サポート等)に適用します。
  2. 本規約とメーカーが発行する見積書・注文請書・保証書・取扱説明書・案内書面・別紙/別表(以下「関連書面」)が抵触する場合、メーカーが発行する書面のうち最新の条件を優先します。
  3. お客様の購買条件、約款、仕様書等は、メーカーが書面で明示承諾しない限りメーカーを拘束しません。

第3条(定義)
  1. 対象製品:SUNMAX/SUNMAX-FL/LCW等のレーザー加工機および付属品・周辺機器。
  2. ユーザー:販売店・代理店・再販業者・紹介業者等、ユーザーへ販売・紹介する事業者。
  3. 契約当事者:メーカーの直接の相手方(見積・注文・請求の相手先)。
  4. 設置完了日:設置・据付および基本動作確認が完了した日。
  5. 受付:第24条の方法でメーカーが申告を受領し、受付記録した時点。
  6. 初期不具合:設置完了日当日に連絡があり、かつ当日17:00までに受付されたもの。
  7. 保証起算時刻:設置完了日の17:00。
  8. 正常動作/正常加工:第42条および別紙Dのメーカー指定テスト条件における状態。
  9. NFF(No Fault Found):申告症状が再現せず、または異常が確認できない状態。
  10. 保証規約一式:本規約のうち第4章(保証・修理)および別紙・別表。

第2章 流通・販売条件(販売店・代理店を含む)
第4条(代理権の否定・確約禁止)
  1. 流通事業者はメーカーの代理権を有せず、メーカーを拘束する行為をできません。
  2. 流通事業者はメーカーの書面承諾なく、以下をユーザーに確約してはなりません。
    1. 無償出張の確約
    2. 代替機提供の確約
    3. 損害補償の確約
    4. 保証範囲・責任範囲の拡張
    5. 納期・供給の絶対保証
  3. 前項違反により生じた費用・紛争・補償は流通事業者が自己の責任と費用で解決し、メーカーに損害が生じた場合は補償します。

第5条(注文・成立)
  1. 注文は、注文書・発注書・メール等、メーカーが認める方法で行います。
  2. 個別取引は、メーカーが受注確定を通知した時点で成立します。
  3. 仕様・付属品・価格・納期・支払条件等は、個別取引(見積書・注文請書等)の条件を優先します。

第6条(価格・支払・支払停止の禁止)
  1. 支払条件は個別取引に従います。
  2. クレーム・紛争の有無にかかわらず、お客様は支払停止・留保・遅延・相殺を行いません。
  3. 未払がある場合、メーカーは出荷・部品手配・サポート(受付・発送・出張等)を保留または停止できます。
第7条(引渡し・危険負担・検収)
  1. 引渡し条件は個別取引に従います。
  2. 物品の危険負担は、特段の合意がない限り、メーカーが運送業者へ引き渡した時点でお客様へ移転します。
  3. 検収は第41条に従います。

第8条(返品・キャンセル)
  1. 個別取引成立後のキャンセル・返品は、メーカーが書面で承諾した場合に限ります。
  2. 承諾された場合でも、輸送費、再梱包費、再検査費、再販調整費等はお客様負担となることがあります。

第9条(販売表示・広告・資料)
  1. お客様は、メーカーが提供・承認した資料・表現範囲で販売表示を行い、誤認表示(性能誇大、無根拠比較、保証拡張表現等)をしてはなりません。
  2. メーカーが是正を求めた場合、お客様は直ちに修正・削除・配布停止します。
  3. 是正されない場合、メーカーは出荷停止・取引停止等の措置を取れます。

第10条(輸出入・転売・販売先制限)
  1. お客様は、輸出管理・外為法・関税法・各国規制等を遵守し、必要手続を自己責任で行います。
  2. メーカーが販売先・地域・用途を制限した場合、お客様は従います。違反または疑義がある場合、メーカーは出荷停止・サポート停止・調査協力要請ができます。

第11条(秘密保持・知的財産)
  1. お客様は、価格、技術資料、設定値、手順書、ログ、ソフト等の機密情報を第三者へ開示しません(法令に基づく場合を除く)。
  2. お客様は、メーカーの書面承諾なく、リバースエンジニアリング、解析、複製配布、派生物作成を行いません。

第12条(反社会的勢力の排除)

お客様が反社会的勢力に該当する、または関与が合理的に疑われる場合、メーカーは通知なく取引・出荷・サポートを停止し、必要に応じ解除できます。

第3章 流通義務(販売店・代理店が必ずやること
第13条(規約の流通義務:ユーザー提示・同意回収)
  1. 流通事業者は、ユーザーに対し、販売・納品・設置前(いずれか早い時点)までに、以下を提示し同意を取得します。
    1. 本規約(ユーザーに適用される条項を含む)
    2. 別紙A(設置要件チェックシート)
    3. 別紙C(修理受付メールテンプレ:メール一本化)
  2. 流通事業者は、ユーザーの同意(署名捺印または同意メール等)および別紙Aを保管し、メーカーの請求があれば速やかに提出します。
  3. 提出できない場合、メーカーは保証判定・無償対応・部品無償提供・出張可否を保留し、必要に応じ有償扱いとできます。
  4. 流通事業者が本条を怠ったことによりメーカーに追加費用・紛争・対応負担が生じた場合、メーカーは合理的範囲で求償できます。

第14条(保証請求ルート:契約当事者経由)
  1. 保証・修理・部品供給に関する窓口は、原則として契約当事者とします。
  2. 契約当事者が流通事業者である場合、ユーザーからメーカーへの直接要求(出張要請、無償要求、補償要求等)について、メーカーは対応可否を独自に判断し、**契約当事者経由の手続を優先**できます。
  3. 本条は、メーカーがユーザーへ直接対応する義務を負うことを意味しません。

第4章 保証・修理・サポート条件(ユーザー条項を含む)
第15条(対象製品)

本規約の保証・修理対象は、メーカーが販売または保証を承諾した対象製品とします。

第16条(保証期間)
  1. 新品:設置完了日17:00から1年後同時刻まで。
  2. レーザーソース:設置完了日17:00から2年(LCW/ファイバー/FL)。契約当事者経由の手続を優先できます。
  3. 中古機:都度定めます。

第17条(保証の範囲)
  1. 製造上の欠陥により故障し、正常動作/正常加工ができない状態の復旧(修理・調整・部品交換)。
  2. 稼働停止・逸失利益・休業損害・生産遅延・代替費用等の二次損害は補償しません。
  3. 性能向上、仕様追加、改造は含みません。

第18条(対応の基本手順)
  1. 原則:リモート切り分け → 送付修理。
  2. 本体交換・主要ASSY交換はメーカーが必要と判断した場合のみ。
  3. 電話メールの案内に基づく助言作業はお客様の責任。二次故障は保証対象外。
  4. 受付は対応開始・復旧時期を保証しません。

第19条(サポート運用:対応時間・優先順位)
  1. 標準対応時間:メーカー営業日(原則平日)9:00〜17:00。
  2. メーカーは合理的裁量で対応順序を決定。SLAや復旧期限は保証しません。

第20条(保証対象外)

以下は保証対象外(例示列挙)とします。

  1. 誤使用、設定不良、無理な加工条件
  2. 分解・改造・不適切修理、推奨外部品・周辺機器
  3. 不可抗力(地震・火災・水害・落雷・異常電圧等)
  4. 設置条件不備(電源・アース・ガス・冷却・排気・温湿度・粉塵等)
  5. 外観・軽微事象
  6. 消耗品(別表1
  7. 伝送ケーブルの折れ・曲げ癖等
  8. 無断移設・中古譲渡・第三者使用(承諾除く)
  9. 梱包不備・運送事故
  10. 保全未実施(第23条)
  11. ソフト/PC/OS/ネットワーク(第22条)
  12. 安全不遵守(第33条)
  13. その他、合理的に保証すべきでない場合

第21条(初期不具合:納品時当日17:00まで)
  1. 初期不具合はメーカー責任で対応。
  2. 必要と判断した場合、回収・再納品運送費および出張費をメーカー負担。
  3. 代替機は確約しません。二次損害は補償しません。
  4. 設置要件未達や取扱起因の場合は対象外。

第22条(ソフトウェア・PC・OS・ネットワークの責任分界)
  1. ソフト動作は推奨環境を前提。
  2. OS更新、セキュリティソフト、社内ポリシー、ドライバ更新、ネットワーク制限等に起因する不具合・遅延は保証対象外。
  3. 助言は行うことがありますが、復旧作業は有償となることがあります。
  4. データバックアップはお客様責任。データ消失等の責任は負いません。

第23条(保全義務:点検・清掃・記録)
  1. お客様は取説および別紙Bに従い予防保全を実施。
  2. 保全記録を保存し、メーカーが求める場合提示。
  3. 未実施・記録不備で原因特定困難な場合、受付・対応・保証判定を保留または対象外にできます。

第24条(修理受付:メール一本化/提出物)
  1. 修理受付はメールに一本化。
  2. 受付時刻はメーカー受信時刻・受付記録を優先。
  3. 初期不具合の17:00判定もメーカー受信時刻基準。
  4. 必須記載・添付:
    1. 機種名/S/N
    2. 症状(発生日時・操作)
    3. エラーコード/履歴(写真)
    4. 再現手順・加工条件(材料・板厚・ガス・速度・焦点等)
    5. 設置環境(電源・アース・温湿度・粉塵等)
    6. 連絡先・設置住所 (7) 写真・動画・ログ(可能な限り)
  5. 情報不足の場合、メーカーは手配・発送・出張等を保留し追加提出を求められます。
  6. 電話連絡があっても、正式受付はメール到達をもって成立(電話のみ不可)。

第25条(梱包不備・運送事故)
  1. 梱包不備起因は保証対象外。
  2. 運送事故起因は保証対象外(運送会社規定・保険範囲で処理)。
  3. 梱包材・治具準備は原則お客様負担(別途書面合意除く)。

第26条(送付修理:費用負担)
  1. 納品当日17:00以降の保証修理はセンドバック修理が基本。
  2. メーカー指定場所までの運賃・梱包費は発送者販売店・代理店・お客様負担負担。
  3. 北海道・沖縄・離島は保証期間内でも往復運賃・梱包費は販売店・代理店・お客様負担。
  4. 保証対象故障の部品のみ発送に限り、部品発送運賃はメーカー負担(消耗品除く)。
  5. NFFの場合は第30条に従い費用負担が変更され得ます。

第27条(送付修理の手順・送付先)

〒502−0012 岐阜県岐阜市長良志段見96−1
株式会社リンシュンドウ(サンマックスレーザー) 修理受付 宛
※送付先は受付時にメーカーが指定する住所を正とします。

第28条(送付修理が困難な場合)
  1. 梱包後の縦・横・高さ(m)を乗じた数値に280を乗じた容積換算重量が1,000kgを超える場合、または運送会社の制限等により配送が困難とメーカーが判断した場合、送付修理に代えて出張修理で対応することがあります。
  2. 容積換算重量および配送可否の判断は、運送会社の規定およびメーカー判断に基づきます。

第29条(出張修理)
  1. 保証期間内であっても、出張修理は原則として例外対応であり、実施可否はメーカーが決定します。
  2. 保証期間内において、メーカー所在地(〒502−0012 岐阜県岐阜市長良志段見96−1)から設置場所までの片道距離が200km以内であり、かつメーカーが日帰り対応可能と判断する場合、出張費(技術者費用・出張費)は無償とします。
  3. 前項の「片道距離」は、一般に利用される経路検索サービス(例:Googleマップ等)に基づく自動車走行距離を基準とし、算定結果はメーカー記録を優先します。
  4. 片道200kmを超える場合、または道路事情・作業内容・必要人員等により日帰り対応が困難な場合、出張修理は有償とします。ただし、有償費用の算定にあたり、技術者費用(技術者1名あたり1日50,000円〔税別〕)のうち1日分を控除して算定します。
  5. 有償出張の場合、交通費・宿泊費等の実費はお客様負担とします。
  6. 保証期間外の出張修理はすべて有償とし、見積提示のうえ実施します。

第30条(NFF:再現なし/異常なし)
  1. NFF「異常再現なし」「故障確認できず」の場合、保証修理に該当しないものとし、診断料・往復運賃・梱包費・出張費等をお客様負担とすることがあります。
  2. NFF判断はメーカー記録・試験結果を優先。

第31条(保証対象外判定時)

保証対象外の場合、有償修理として見積提示し、お客様の承諾後に作業を行います。

第32条(不具合部品の返却義務/所有権)
  1. メーカーが求める場合、お客様は故障部品・交換部品を返却。
  2. 返却がない場合、保証判定・無償提供・対応継続を保留または有償扱いにできます。
  3. 交換で取り外された旧部品は、特段の合意がない限りメーカーに帰属します。

第33条(安全・法令遵守)
  1. お客様はレーザー機器に関する法令・規格・安全基準、取説、注意事項を遵守し、保護具・換気・ヒューム対策・インターロック等を整備。
  2. 安全装置無効化、扉開放運転、保護具不使用、換気不備等起因の事故・故障は保証対象外でメーカー免責。
  3. 作業者教育はお客様責任(メーカー講習は有償となる場合あり)。

第34条(リモート対応の同意:ログ取得)
  1. お客様はレーザー機器に関する法令・規格・安全基準、取説、注意事項を遵守し、保護具・換気・ヒューム対策・インターロック等を整備。
  2. 安全装置無効化、扉開放運転、保護具不使用、換気不備等起因の事故・故障は保証対象外でメーカー免責。
  3. セキュリティ制限や通信不良等で対応困難な場合、メーカーは保留し送付修理へ移行できます。
  4. お客様は機密・個人情報の表示を最小化(マスキング等)します。

第35条(封印・改造検知・サービスモード)
  1. 封印破損、無断パラメータ変更、ログ改変、第三者ソフト導入等が確認された場合、保証対象外・有償・対応保留または中止とできます。
  2. メーカー指示・承諾に基づく作業で合理的に確認できる場合は除きます。

第36条(申告期限)

不具合を認識した場合、原則として発見後7日以内に第24条で申告。遅延により原因特定困難な場合、保証判定・対応を保留または対象外にできます。

第37条(移設・再据付・第三者使用)
  1. お客様が対象製品を、メーカーの事前の書面承諾なく移設(設置場所の変更)、再据付、分解搬送、据付替え、または第三者に貸与・譲渡・転売・共同使用させた場合、当該対象製品は保証対象外とします。
  2. メーカーが移設・再据付を書面で承諾した場合であっても、移設・再据付後の使用開始にあたっては、メーカーが必要と判断した範囲で、再コミッショニング(点検・調整・安全確認・テスト加工等)を実施することがあります。再コミッショニングに要する費用(技術者費用、出張費、交通費、宿泊費、部品費、運送費、梱包費等)は、**保証期間内外を問わず有償**とします。
  3. 移設・再据付に起因する、または関係する以下の事象は、保証対象外とします。
    1. 光学系のズレ(センタリングずれ、焦点位置ずれ等)
    2. 軸精度・直角度・水平のずれ、機械精度低下
    3. 配管・配線・コネクタの緩み、断線、接触不良
    4. エアー漏れ、水漏れ、冷却不良、ガス供給不良
    5. 梱包不備・搬送中の衝撃・振動・転倒等による損傷
    6. 設置環境・周辺設備条件(電源、アース、温湿度、粉塵、排気等)の変更に起因する不具合
  4. 移設・再据付後に不具合が生じた場合、メーカーはまず移設起因の可能性を含めて切り分けを行い、必要に応じて有償診断または送付修理/出張修理へ移行します。
  5. 本条は、メーカーが移設・再据付作業自体を請け負う義務、または移設後の性能・生産性を保証する義務を負うことを意味しません。

第38条(部品供給・仕様変更・代替部品)
  1. メーカーは合理的な範囲で保守部品・交換部品の供給に努めますが、製造元の生産終了、部材不足、輸送制限、法規制、国際情勢、不可抗力等により、同一部品の供給を継続できない場合があります。
  2. 前項の場合、メーカーは、機能・性能・安全性等の観点から合理的に判断し、同等品または互換品(代替部品)に置換して提供・交換できるものとします。
  3. 同等品・互換品への置換により、以下が生じる場合がありますが、これをもって不適合、瑕疵、保証対象とはしません。
    1. 外観、色、形状、ラベル表示、型式・品番の変更
    2. 一部仕様(コネクタ形状、取付方法、ファームウェア等)の変更
    3. 操作手順・設定値の変更、再調整の必要
    4. 部品供給終了時は同等品提供または有償アップグレード提案で対応し、返金・契約解除はしない
  4. 部品の納期、入荷時期、供給継続期間は、メーカーが書面で明示的に確約した場合を除き、確約しません
  5. お客様がメーカー指定外の部品・消耗品・周辺機器を使用したことに起因する故障、またはこれにより原因特定が困難となった場合、メーカーは保証判定・対応を保留し、または保証対象外とすることがあります。
  6. 本条は、保証期間内外を問わず適用されます。

第39条(保証条件の範囲:口頭説明・第三者保証)
  1. 保証・修理・サポートの条件および範囲は、メーカーが発行する書面(本規約、保証書、見積書・注文請書の条件、取扱説明書、別紙・別表、メーカーが書面で認めた追補等)に定める範囲に限ります。
  2. 販売店・代理店・設置業者・第三者による口頭説明、独自保証、広告表現、またはお客様の解釈に基づく保証の拡張は、メーカーを拘束しません。
  3. お客様が第三者から保証拡張、補償、性能確約等の説明を受けた場合であっても、メーカーが書面で承諾していない限り、メーカーは当該説明に基づく義務を負いません。
  4. 書面の内容に疑義がある場合は、お客様は注文前(または受付前)にメーカーへ書面で照会するものとし、照会なく成立した取引について、お客様の一方的解釈をもってメーカーに義務を負わせることはできません。

第40条(受入・教育・立会い)

お客様が合理的に必要な立会い、講習、確認手順(別紙Dテスト等)を拒否・妨害した場合、メーカーは原因切り分け困難な範囲で受付・対応・保証判定を保留できます。

第5章 責任制限・保険・遅延等
第41条(検収)

検収は外観・漏れ・基本動作確認で完了。設置完了日以降の使用開始をもって検収完了とみなします。

第42条(正常動作/正常加工の基準)

正常動作/正常加工の判定は、メーカー指定テスト条件(別紙D)およびメーカー記録を優先します。

第43条(責任制限)

メーカーの損害賠償責任(契約責任・不法行為含む)は、当該製品代金相当額を上限とし、二次損害は負いません(法令上制限される範囲を除く)。

第44条(賠償責任保険)

メーカーは賠償責任保険に加入(最大1事故1億円、治療費用1000万円)。これは情報提供であり、責任範囲を拡張しません。

第45条(不可抗力・供給遅延)

天災地変、輸送混乱、国際情勢、法規制、供給停止、感染症、停電、通信障害等により部品供給・修理対応等が遅延してもメーカーは責任を負いません。

第46条(遅延損害金・回収費用)

支払遅延の場合、メーカーは年14.6%(または法定上限の範囲)の遅延損害金および合理的回収費用を請求できるものとします。

第47条(合意管轄・準拠法)

本規約は日本法準拠。紛争は岐阜地方裁判所を第一審の専属的合意管轄とします。


別表1(消耗品:保証対象外一覧)

1)LCWシリーズ 保証対象外消耗品一覧

  • 溶接・切断用ノズル
  • ワイヤーノズル
  • 溶接・切断用焦点レンズ
  • 焦点レンズ
  • F200パイプ
  • LCW洗浄キット
  • コリメーターレンズ
  • 保護レンズ
  • 反射レンズ
  • シールリング
  • 保護コネクタ
  • アースクリップ
  • リッドワイヤー
  • ソリッドワイヤー用チューブ
  • ワイヤーチューブ用ステー
  • 溶接・切断用レーザーヘッド
  • レーザーヘッド・アダプタ

2)CO2レーザー 保証対象外消耗品(狭義の消耗品)

  • レーザー管
  • 焦点レンズ/反射鏡
  • タイミングベルト


■ CO2レーザー:送付・交換対象部品の例

下記は「消耗品」ではなく、故障時の対応を円滑にするための送付・交換対象部品例です(保証対象外を意味しません)。

対象部品は機種・仕様により異なり、メーカーが受付時に指定する部品を正とします。

  1. 操作パネル/表示部(液晶・タッチパネル・キー部等)
  2. 主制御基板(メインボード、I/Oボード等)
  3. 電源系部品(電源ユニット、スイッチング電源、リレー、ヒューズ等)
  4. 駆動系部品(ステッピング/サーボドライバ、モータ、エンコーダ等)
  5. レーザー電源・高圧系(該当機種)
  6. 冷却系部品(ポンプ、流量センサ、温度センサ、配管継手等)
  7. 排気・送風系部品(ファン、ブロワ、ダクト部材等)
  8. 各種センサ類(リミット、原点、ドア、温度、流量等)
  9. ハーネス/ケーブル/コネクタ類(断線・接触不良調査が必要な場合)
  10. 安全系部品(非常停止スイッチ、インターロック関連等)


■ ファイバーレーザー切断機:送付・交換対象部品の例

本別表は「交換対象部品の例」を示すものであり、保証対象外(消耗品)を意味しません

消耗品として扱う範囲は、見積書・注文請書・取扱説明書・別途提示する消耗品表の定めによります。

  1. FLシリーズ(金属切断)用パーツ:噴射ノズル
  2. FLシリーズ用レンズ
  3. FLシリーズ回転加工機用消耗品
  4. 保護ガラス(保護窓)
  5. セラミックリング/ノズルホルダ周辺部材
  6. コリメータ/フォーカスユニット(受付時指定)
  7. センサ類(容量式高さセンサ等、受付時指定)
  8. ガス系部品(バルブ、レギュレータ、配管継手等、受付時指定)
  9. 制御基板・I/O・サーボドライバ(受付時指定)











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