■ 重ね合わせアクリル板の貫通試験(円形 φ5)
RSD-SUNMAX-RS150Wを使用しています。
試験方法
@ 2.5mm厚のアクリル板(キャスト材)を18枚、重ね合わせる。接着剤等は使用せ
ず、側面をセロテープで留め、固定する。
A @の表面(上面)に焦点位置がくるように焦点あわせを行う。エアーは通常どおり、レーザー照射口か吹き付ける。
B 下表のような3種類の速度で、φ5の円形を切断加工する。
条件 | 加工モード | レーザー出力 | スピード |
---|---|---|---|
@ | 切断 | 100[%] | 1 |
A | 5 | ||
B | 10 |
C 標準の焦点レンズ(焦点距離 50mm) とオプションの切断用レンズ(焦点距離
100mm)で比較を行う。
結果
深さ測定値[mm]
スピード設定値 [mm/s] | レンズ | |
---|---|---|
標準 50mm | 100mm | |
1 | 24 | 28 |
5 | 12 | 9 |
10 | 9 | 6 |
※ レーザー光の到達点は、均一ではないため、加工素材を側面からの目視で、平
均的な深さを実測しました。