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メンテナンス

QS4030のZ軸の機械的固着の修復

RSD-SUNMAX-QS4030はZ軸のリミットスイッチがないため、機械的な部品の衝突により上下動が停止します。テーブルが下端に衝突した際に部品同士がかみ合ってしまい昇降できなくなった場合の修復手順です。

通常はテーブルに遊びを持たせ、衝突により上下動が可能なよう調整していますが、何らかの理由によりかみ合ってしまうことがあります。動かなくなってしまった場合は修理が必要になります。

1ハニカムテーブルを外す

ハニカムテーブルを使用している場合は、ハニカムテーブルを外します(彫刻テーブルは一番下端にあるはずです)。

彫刻テーブル

2かみ合っている部品を探す

最も可能性が高いのは右奥のシャフトネジの円形ナットです。

円形ナット
  • 彫刻テーブル用ステーが取り付けてある円形ナットのネジを外します。
  • 円形ナットを回してみます。軽く回れば、そこは固着していませんので、他のシャフトネジを確認してください。

3固着を外す

かみ合っている場所が分かったら、固着を外します。まず彫刻テーブルを外します。

彫刻テーブルの各板(3枚)は、その位置・向きが変化すると、正常に取り付けられなくなりますので、取り外した際には必ず元に戻せるように覚えておいてください。
固定ネジを外す

円形ナットの下にあるタイミングベルトのギヤをペンチ等で掴んで固定します。ギヤはアルミ製で傷つきやすいので、慎重に固定してください。

固定できたら、円形ナットを反時計回りに回転させます。円形ナットとタイミングベルトのギヤは固着しているので、その程度によっては簡単には回転しない場合があります。力を入れて行ってください。

固定ナットを反時計回転方向に回す
どうしても固着がとれない場合は、彫刻テーブルのはめ込みステーを取り外し、シャフトネジの固定ネジを外して、シャフトを機体から外して固着を取ってください。プーリー抜きなどを使用して、タイミングベルトの歯車を取り外せば固着はなくなります。
ステーを取り外す

4彫刻テーブルの水平を取る

固着がとれたら、彫刻テーブルの水平を取ります。左奥以外の円形ナットのネジを3カ所外します。左奥はステッピングモーターとつながっているため、基準とします。3カ所の円形ナットを回転させて上下させ、彫刻テーブルが水平になるように位置を調整してください。

水平を調整する
  • 噛んだシャフトネジの部分は、半回転から一回転程度、上方向に上げて取り付けてください。水平が出た状態で合わせると、再度噛んでしまう可能性があります。
  • テーブルを下降させる場合は、前扉を開けて、できるだけ下端につかないように慎重に行ってください。
  • 4カ所の円形ナットの取り付けネジは、絶対に締め付けないでください。遊びが必要ですので、ビスの頭に隙間ができる程度にビスを回してください。締め付けた場合、Z軸が動かなくなる場合があります。
円形ナットは締め付けないでください
以上でZ軸固着の修復は終わりです。

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