アシストガスについて
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FL1390 IPG1.5KW、FL1325L RAYCUS500W、及びFL1325LC IPG1KW&CO2レーザー150Wを使用の場合、金属切断の際にアシストガスを使用します。
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アシストガスの様態は「窒素生成機」、「窒素ボンベ」、「酸素ボンベ」の3種類があります。
アシストガスの選定については下表を参考にしてください。
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窒素ボンベまたは酸素ボンベを使用する場合は、別途ボンベ1本毎に税込6,600円(酸素・窒素共通)が必要です。
ボンベについては、使い切らなかった場合、ボトルキープいたします。有効期限は1か月です。
ボンベの料金については、当日使用状況に応じてご請求いたします。
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窒素ボンベの1本あたりの使用目安は連続使用で15分程度です。あくまでも目安であり、加工対象によって設定等異なるため、連続使用可能時間は変動します。
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酸素ボンベの1本あたりの使用目安は連続使用で1時間程度です。あくまでも目安であり、加工対象によって設定等異なるため、連続使用可能時間は変動します。
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アシストガスの基本はボンベタイプとなりますが、弊社設備の窒素生成機の使用も可能です。(窒素のみ)
窒素生成機を使用する場合、ガス圧が1MPa程度までとなり、加工素材により適切な加工設定が得られない場合があります。
ドロスフリーの仕上がりが必要でなければ、すべての加工で窒素生成機のガスで加工可能です。
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「スタッフ付き」の予約の場合は、窒素生成機の使用料金が含まれます。
「スタッフ無し」の予約の場合は、窒素生成機は使用は、4,400円(税込み) / 30分 が加算されます。
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ドロスフリーへ加工を行うには、加工素材・加工内容に合わせて、設定出しを行う必要があります。
加工設定には、ガス種、ガス圧の設定も含まれます。
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上記を踏まえ、加工素材の材質・厚みなど考慮したうえで、どのアシストガス(窒素生成機/窒素ボンベ/酸素ボンベ)を使用するのかご検討の上、お申し込みください。
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レンタル工房では、アシストガスの形態に関わらず、ドロスフリー加工を保証するものではありません・
アシストガス種の選定目安
IPG社製レーザー発振器搭載機種は、アルミニウムの切断は可能ですが、RAYCUS社製レーザー発振器搭載機種はアルミニウムの切断はできません。
レーザーヘッドノズルの選択やガス圧の適正値、適正な加工速度などによって、ガスの使用量は変動します。
あくまでも加工目安のため、環境によって加工結果は異なります。
ドロスフリー(切断面がなめらか)加工を行う場合と行わない場合(切断後に要研磨)によりアシストガスの要求が異なります。
◎ : ドロスフリー加工ができます(加工内容によってはできない場合があります)。
○ : ドロスフリー加工に近い品質の加工ができます。
△ : 切断はできますが、ドロスフリーにはなりません。
X ; 使用できません。
機種 |
加工素材 |
アシストガス種 |
素材 |
板厚 |
窒素生成機 |
窒素ボンベ |
酸素ボンベ |
FL1390 1.5KW (IPG 1500W) |
鉄鋼 |
1 |
○ |
◎ |
○ |
2〜16 |
△ |
△ |
◎ |
ステンレス |
1 |
○ |
◎ |
○ |
2〜6 |
△ |
◎ |
△ |
アルミニウム |
1 |
△ |
○ |
X |
2〜5 |
△ |
○ |
X |
黄銅 |
1 |
△ |
○ |
X |
2〜5 |
△ |
○ |
X |
FL1325LC (IPG 1000W) |
鉄鋼 |
1 |
○ |
○ |
◎ |
2〜12 |
△ |
△ |
◎ |
ステンレス |
1 |
○ |
◎ |
○ |
2〜5 |
△ |
◎ |
△ |
アルミニウム |
1〜3 |
△ |
○ |
X |
黄銅 |
1〜3 |
△ |
○ |
X |
FL1325L (Raycus 500W) |
鉄鋼 |
1 |
○ |
○ |
◎ |
2〜6 |
△ |
△ |
◎ |
ステンレス |
0.5 |
○ |
◎ |
○ |
1〜3 |
△ |
◎ |
△ |
、