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 ■ 25H 焦点距離の調整

調整方法
・すべてのSUNMAXは出荷時に焦点の測定を行いその距離に合わせたケージを添付しています。そのゲージを使用することにより正確な焦点位置に合わせることができます。
しかしそのゲージがレンズと彫刻対象物の距離を間接的に確認するという性質上、経年変化など何らかの要因により、誤差が生じてしまう可能性があります。すべてが適切に調整されている場合にも、彫り上がりに問題がある時は焦点距離の確認が必要となります。
焦点距離を正しく合わせることにより、彫り上がりがシャープになり、また、より深くなる場合があります。

@ 彫れやすく且つ溶解しない彫刻素材を用意します。年輪がない木製合板をお勧めいたします。



A 焦点位置を合わせます。まずSUNMAX付属ゲージで、@で用意した素材の焦点距離を合わせます。


B Aであわせた位置からレンズのローレットを時計回転させ、レンズを上昇させます。3回転ほど回転させてください。



C ローレットにエンピツなどで90度毎に線を書いておくと調整が容易になります。





D 3mm角程度の文字を彫ります。

※ 書体はゴシック体のような線幅が均一なものよりも、明朝体や楷書体のような線幅が異なりコントラストがはっきりした書体が望ましいです。
※ レーザー出力は、素材に対しての彫れる範囲の最小にして下さい。木合板の場合、2.0〜2.5mAです。出力を最小にしないと、焦点位置を見極めることができません。また、弱すぎてかすれてしまう場合も、焦点位置がわかりづらいです。
※ 彫刻する文字列はアルファベットでも、込み入った漢字でも問題ありません。2、3文字で十分です。例では「彫刻」という文字列です




E 一文字列彫る毎にローレットを反時計回りに90度回転させ、彫刻位置をずらして、繰り返し彫ります。




F 何回か繰り返し彫ると、次第に彫り上がりがシャープになり、また、徐々にぼけ始めることがわかります。
  この中で最もシャープに彫れている位置が、焦点距離が適切であるということになります。
 クリックすると拡大します


G 焦点位置が確定したら、ローレットを時計方向に回して、現在位置から焦点が合っている位置まで戻します。
  その位置が正しい焦点距離となります。





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