■ 操作、LaserCutに関する質問
※ 文章・内容は一般的、汎用的なものに変更しています。
※ カテゴリ分けの都合上、内容を重複して掲載する場合があります。
■ 操作、LaserCutについて
どれくらいのサイズの文字まで作成可能ですか?
CO2レーザーの場合、漢字は2mm角、英数字は1mm角程度まで可能です。
ファイバーレーザーFL30/FL50の場合漢字は0.5mm、英数字は0.1mm角まで可能です。
大きい文字は、ワークエリアサイズの範囲内で可能です。
どんなフォントが使用できますか?
Windowsで使用可能なアウトラインフォントおよび、AutoCADなどで使用されるSHXが使用できます。
文字の縦横サイズを変更することが出来ますか?
はい可能です。
文字はアウトラインデータとして扱いますので、基本的にどのような変形も可能です。
号数、級数で文字サイズを指定することは出来ますか?
できません。
0.01mm単位です。
外字は使用できますか?
モノクロビットマップファイルとしてインポートすれば可能です。
LaserCutをインストールしようとする、インストール進行中のまま終わらない。
制御用パソコンのスペックのよっては、インストールの時間がかなりかかる場合があります。
インストール進行中になったら、途中で強制終了せず、待ってください。
モノクロ画像をインポートできません
モノクロ画像とモノクロビットマップファイルは意味合いが異なります。
モノクロ画像であっても、ファイル形式が「モノクロビットマップ」でないものはインポートできません。
モノクロ画像を「モノクロビットマップ」ファイル形式に変換する最も簡単な方法は、Windowsに付属している「ペイント」でモノクロ画像を開き、「名前をつけて保存」で、ファイルの種類を「モノクロビットマップ」にして保存することです。
「彫刻」は黒い部分を彫りますが、「傾斜彫刻」は白い部分を彫ってしまいます。
「傾斜彫刻」は「浮き彫り加工」を想定した機能であるため、「彫刻」とは動作が異なります。
詳細は、技術資料彫刻モードの凹彫りと凸彫りについて および傾斜彫刻モードの凹彫りと凸彫りについて
ロットNo.等を連続して違う番号で彫刻する場合に英数字を都度変更する必要がありますか?
制御用ソフトウェアLaserCutの「特殊文字列」機能を使えば、自動で繰り上げができます。
しかしデータ内容が変更されるたびにデータのダウンロードが必要になりますので、自動化されているわけではありません。
カラー写真を彫刻できますか?
画像を網化することにより可能です。
彫刻と切断を混在して加工できます?
はい、可能です。
制御用ソフトウェアLaserCutにはレイヤー機能があり、複数の加工モード、加工設定を40種類のデーターを混在させて、一度に加工できます。
他のパソコンにLaserCutの設定をコピーして、使うことができますか?
インストールフォルダにあるsyscgg.iniをコピーしてください。
より深く彫刻したい場合、スピードを下げるべきですか、あるいは出力を上げるべきですか?
一般的には、どちらの方法でも効果はほぼ同じです。
加工素材、データによっては、スピードを下げた方が若干加工品質が向上する場合があります。
通常は、加工に必要な時間を増やさないために、レーザー出力を上げて対応する場合が多いと思います。
薄い色は浅く彫って、色が濃くなると深く彫れるようにできないですか?
データの階調による深さの変更には対応しておりません。
1日がかりで彫刻する大きな加工がメインです。万が一、加工途中に停電したらどうなりますか?
RSD-SUNMAX-QSシリーズは初めからやり直しになります。
RSD-SUNMAX-GSシリーズは、停電復帰機能がありますので、停電した位置から加工が再開できます。
彫刻と切断を一つのデータまとめる場合、どのようにすればいいですか?
レイヤー機能を使用します。
LaserCutのユーザーマニュアルを参照してください。
走査間隔は細かいほどきれいに加工できますか?
素材、データに依存します。
一般的に、ゴム印を製作するときや、写真彫刻を行う場合は、0.025にします。
それ以外の加工は0.05から0.1程度に設定します。
理論上は、走査間隔を小さくするほど解像度が上がり、きれいに加工できますが、現実的には、レーザースポット径サイズや、加工時のレーザースポット周辺の影響(延焼)などにより、走査間隔をある程度以上小さくすると、走査間隔の設定と加工品質は比例しなくなります。
・RSD SUNMAX-QS7050を使っているのですがPCからデータを加工機へ送り、「TEST」を押すとピーピー音が鳴り「SOFT STOP」の表示が出て動きません。「START」を押しても同様の事が起きます。
・加工を開始したり、「TEST」ボタンを押下するとビープ音が鳴り、「SOFT STOP」と表示され、加工ができません。解決方法はありますか?
「トラブル解決」の「加工を開始すると操作パネルに「SOFT STOP」と表示され、ブザーが鳴って加工できない」を参照してください。
加工用位置決め治具を製作したので、その治具を使って加工を行うときは毎回同じ場所から加工を開始したいのですが?
LaserCutのマシン設定ダイアログで「自動原点」にチェックを入れてください。
データは、「即時原点」にチェックを入れず、作成してください。
これでLaserCutのデザイン画面上の位置と同じ位置に、加工を行うようになります。
LaserCutの「開始」「停止」「一時停止」ボタンの挙動がおかしいです
「トラブル解決」の「LaserCutの「加工開始」「停止」「一時停止」「再開」ボタンを使用してレーザー加工機を操作すると、正しく動作しない」を参照してください。
データのサイズが大きく、レイヤーをたくさん使って彫り込みの深さを変更した加工をした場合、1日で終わらないので、途中で止めなければならないのですが、次の日に続きから加工する方法はありますか?
QSシリーズの場合は、電源を切った後、続きから再開することはできません。加工を一時停止させ、レーザー加工機の電源は切らずにおけば、再開できます(オペレータが不在の自由対で加工を継続するのは接待に止めてください)。
GSシリーズの場合は、復帰が可能です。加工を一時停止した後に、レーザー加工機の電源を切って下さい。次にレーザー加工の電源をONにした時、加工を再開するか、止めるかを確認するメッセージが表示されるので、再開を選択して下さい。
彫刻で線の太さを変えたい
データを修正してください。
また、LaserCutの「オフセット」を使用すれば、選択したオブジェクトを「太らせる」ことができます。
ダウンロードすると線データーを彫刻する場合は閉じている必要がありますと出てきます.
彫刻を行う場合、全ての図形は面積を持たなければなりません。
折り線の両端が接合されていないオブジェクトは彫刻できません。
イラストレータのaiファイルをインポートしようとすると、LaserCutが強制終了します
「トラブル解決」の「Adobe Illustrator のファイルのインポートが失敗する」を参照してください。
加工する図形を描いたのですが、その一部分をトリミングしたいのですが可能なのでしょうか?
LaserCutにはデータや画像をトリミングする機能はありません。別のソフトで行ってください。
彫刻用のデータの縁をカットするデータをつくりたいのですがやり方がわかりません。
カットしたいデータを別のソフトで作成し、LaserCutにインポートしてください。
カットデータの作成方法は下記をご参照ください。(外部リンク)
・BMPデータからAdobe Illustratorで作成
・AIデータのまわりにカットデータを作成
※上記参考リンクは予告なく終了する場合がございます。
PDFファイルをインポートできますか?
PDFファイルはインポートできません。
イラストレータで作成したパスの多い複雑なデータを、LaserCut55にインポートしたいのですが、一部欠けてしまったりして、ちゃんとインポート出来ません。
「トラブル解決」の「Adobe Illustrator のファイルのインポートが失敗する」を参照してください。
以前開けていた「.aiファイル」がいくつか開けなくなりました。
「トラブル解決」の「Adobe Illustrator のファイルのインポートが失敗する」を参照してください。
Corel DRAW X13のアドインで使用しようとするとメッセージが出て使用できません。
CorelDraw のアドイン対応バージョンは、11 〜 X4です。
X13は非対応です。
CorelDrawで保存したai形式のファイルがインポートできません。
CorelDraw でai型式で保存した場合、イラストレータの複数の保存オプションにチェックが入った状態で生成されてしまいます。
CorelDraw で保存したai型式のファイルを一度イラストレータで開き、名前を付けて保存を行って、その際に全てのオプションのチェックを外してください。そのファイルをLaserCutまたはLaserCutLTでインポートすれば読み込めます。
USBフラッシュメモリを使用して、データのダウンロードを行っています。TESTボタンを押すと、「CONTOURING PLEASE WAIT」と表示され動かなくなりました、またSTARTボタンを押しても動きません。
「トラブル解決」の「「Start」ボタンを押下して加工を開始すると、操作パネルにメッセージが表示され、加工せずに終了してしまう」を参照してください。
アンインストールをしようとしてもすべてのプログラムに表示されないのでアンインストールが出来ない
LaserCut をアンインストールする場合は、インストールフォルダを削除してください。
LTSlaveUSB(680BA) Driverはどこにありますか?どこを探しても見つかりません。
機種、ロットより場所は若干異なりますが、USBフラッシュメモリの「LTSetupUSB V2.6」というフォルダにあります。
古い機体の場合は、USBフラッシュメモリにない場合があります。こちらよりダウンロードできます。
LaserCut5.5起動時にパスワードを求められます。
USBキーに問題があります。交換が必要になりますので、弊社までUSBキーをお送りください。
アウトライン化したデータを彫刻しようとすると「We have finded overlap data,please checd data and ouptut!」と表示されてて正しく加工できません
アウトラインデータが重なっています。
問題が発生したデータを表示させた状態で。LaserCutの「ツール」メニューの「データチェック」をクリックしてください。データチェックダイアログの「オーバーラップ」にチェックを入れ、「開始」ボタンをクリックすると、結果が表示されます。問題があるアウトラインデータが選択状態になりますので、削除するか、編集して修正して下さい。
GS−7050を使っています。加工枠の中心が任意にならず、機械の中心にしか行かない。
「トラブル解決」の「加工の開始位置がレーザーヘッドの位置と異なっています。常に同じ位置から開始してしまいます」を参照してください。
LaserCutを再インストールしたところ、USBドライバーがインストールできない為に、動きません
「トラブル解決」の「LaserCutを再インストールしたら、レーザー加工機と接続できなくなりました」を参照してください。
液晶画面が、映りません。「レーザー加工機とのUSB接続が適切ではありません。再接続、または再起動してください」とLaserCutに表示されます。
レーザー加工機のコントローラが適切に起動していない状態です。
「トラブル解決」の「電源が入らない」を参照してください。
液晶表示パネルが消えてしまいました。表示パネルは反応がありません。周辺機器、水冷機などは動いています。
スクリーンセーバーが働いたか「トラブル解決」の「電源が入らない」を参照してください。
操作パネルの「LASER」ボタンを押下すると、ボタンから手を離しても、レーザーが出力され続けます。
操作パネルのメニューの「LASER TIME SET」を確認してください。大きな値が設定されています。その場合は「0」に設定してください。
機体のボタンを押下してもレーザーヘッドが動作しない。PCからの制御は可。
escキーを押してください。
レーザー加工機の電源を入れると、操作パネルに「INVALID CONFIGRE-DOWNLOAD CONFIG FILE」と表示され、操作ができません。
「トラブル解決」の「操作パネルに「INVALID CONFIGRE-DOWNLOAD CONFIG FILE」と表示され、操作ができない」を参照してください。
操作パネルを操作すると、「DLL VERSION DOES NOT MATCHFIRMWARE VERSION」と表示され、操作できません。
「トラブル解決」の「操作パネルに「DLL VERSION DOES NOT MATCHFIRMWARE VERSION」と表示され、操作ができない」を参照してください。
グレースケールのデータで3Dレリーフ彫刻可能でしょうか
できません。
階調によるレーザー出力の制御には対応していません。
かまぼこ彫りってどうやるんですか?
RSD-SUNMAXシリーズは階調によるレーザー出力の制御には対応していないため、直接かまぼこ彫りを行うことができません。
データを等高線で分割することにより、擬似的にかまぼこ彫りのような効果を得ることはできます。
作業事例集の「かまぼこ彫加工」を参照してください。
彫刻用にモノクロビットマップを、切断用にAIファイルをインポートして、レイヤーを使ってそれぞれを加工します。モノクロビットマップをインポートした時点でシミュレーションを行うと問題ないのですが、AIファイルをインポートすると、凸彫りになってしまいます。
位置決め用に、AIファイルに外枠を付けて、それがモノクロビットマップのレイヤー色と同じ場合に、ビットマップデータが枠で囲まれた状態となり、白黒反転してしまいます。
AIファイルの外枠を削除するか、レイヤー色を変更してください。
イラストデータで位置決め用の枠を作成する場合は、透明色で行うと問題は発生しません。
白黒反転については、技術資料「彫刻モードの凹彫りと凸彫りについて 」を参照してください。
レーザー加工機の操作パネルの「SCREEN PROTECT」が「YES」の設定になっているのに、スクリーンセイバーが働きません。
操作パネルの「MENU」の「SCREEN PROTECT」を開いた時、その時の設定状態にかかわらず、常に「YES」にカーソルがあるため、現在の設定を誤解する場合があります。
スクリーンセーバーが働かない場合は、メニューの「SCREEN PROTECT」を開き、カーソルが「YES」にある状態で「エンターキー」を押下してください。これで、「SCREEN PROTECT」は有効になります。
スクリーンセーバー状態で操作パネルの画面が消灯している場合、「ESC」キーを押下すると、表示されるようになります。
技術資料ではイラストレータを使用するやり方が説明されていますが、イラストレータを持っていない場合はどうすればいいですか?
LaserCut のみでは実現できない操作については、外部ソフトウェアを使用する必要があります。Adobe イラストレータは、LaserCutではできない豊富なベクトルデータの編集機能があり、加工デザインを作成するために必要になる場合があります。
Adobe イラストレータをご購入いただくことをお勧めいたしますが、Adobe社のサイトでは、旧バージョン(Ilustrator CS2)が無料ダウンロードできるようになっていますので、そちらを使用することもできます。
Adobe ダウンロードページ
なお、上記URLにアクセスすると、Adobe IDでサインインする必要があります。Adobe IDをお持ちでない場合は、そのページでIDを作成できます。
※ 上記ページはURLが変更になる場合があります。
LaserCut上のワークエリアの座標数値と機械にセットした材料、機械動作との関連付けはどのようにすればよろしいですか?
レーザーヘッドの現在位置の座標を取得することはできません。そのため「材料、機械動作との関連付け」を行うには、指定の座標位置にレーザーヘッドを移動させ、視認する必要があります。
以下の要領でやって下さい。
例) ワークスペース上の座標(100, 100)の位置を知りたい場合
@ 即時原点はチェックしない状態で行います。
A LaserCutで1cm角程度の四角形データを作成します。
B レーザー原点位置を確認します(LaserCutの初期値は右上です)。
C 位置で作ったデータを選択状態にして、キーボードのスペースキーを押下して座標設定をします。この時、位置はBのレーザー原点と同じ位置にして、座標値は(100, 100)にします。そしてその位置に四角形データを移動させます。
D データのダウンロードを行います。
E 操作パネルの「Test」を押下します。レーザーヘッドが移動し、データの四角形上のレーザー原点位置で停止します。
F 停止した位置が(100, 100)の位置になります。その位置にテーブ等を貼り、一瞬レーザー照射を行い、穴が開いた位置を機体の(100, 100)の位置であると知ることができます。
上記C〜Fの操作を座標を変えて行い、必要な座標点をマークして下さい。
カメラを使った位置決めです。
印材の位置決めソフトで座標数値を出してそのX、Y数値をLaserCutの加工データーの座標に入れて機械のテストボタンを押すとカメラとレーザーヘッドの差ぐらいがY方向に移動して動きます。
手順
1、材料をセット。
2、校正用データーでレーザーヘッドを移動。
3、カメラの下に材料を合してその時のカメラ座標数値をコピーしてLaserCutソフトに入れる。
4、アップロードしてテストボタンを押す。
レーザーヘッドがレーザーヘッドとカメラの差位Y方向に上がり加工範囲を示します。
上記状況から、ダウンロードしたデータの「レーザー原点」の設定が適切でない可能性が高いと考えます。
マニュアルを参照の上、レーザー原点の設定を確認して下さい。
※ 何らかの理由により、校正用データを改めてダウンロードした場合は、その時のレーザー原点の設定が適切でなかった可能性もあります。
印材位置決めソフトにより出るレーザー原点位置(中央)はカメラがX、Yどの位置に有っても校正データーの停止した座標になり変化しません
印材位置決めソフトの座標表示は、レーザーヘッドの位置とは関係ありません。
校正用データで停止した位置から、印材位置決めソフト上でギーボードの矢印キーを使用して枠を移動させた場合に、座標が変化します。
LaserCutでインポートできるNCコードとは, 工作機械で用いるGコード, Mコードであるという認識で問題ないでしょうか?
はい
NCコードのポストプロセッサの指定はどのようなものかの仕様はございますでしょうか?
推奨CAMがMASTERCAMとなっておりましたが, MASTERCAMだとポストプロセッサが標準搭載といった意味なのでしょうか?
他のファイル形式でもそうですが、インポート可能ではあっても、動作を保証しているわけではなく、データ内容、設定などにより、適切な加工ができないデータも発生します。
確認が必要ですので、NCコードファイルをお送り下さい。動作確認をさせていただきます。
RSシリーズでは, レーザーヘッド, 及びステージの上下はNCコードから操作可能でしょうか?
(オートフォーカス動作セットのスタートなども含め)
できません。インポートできるのは、加工のアウトライン線のみです。
> GSシリーズとRSシリーズで制御ソフトの LaserCut 5.5 と LaserCut 6.1 で6.1の方が新しそうにもかかわらず, ラスター画像の入力形式が新しいと思しき6.1の方が少なくなっておりますが, なにか不具合など事情があって変更になったのでしょうか?
LaserCut 6.1はLaserCut 5.5のバージョンアップ版ではなく、別種のものです。ファイル形式も互換性がありません。
不具合などではなく、ニーズに合わせて仕様として変化しています。
スペックの比較表の機能の説明にあるデザイン印刷というのはどのようなものでしょうか?
LaserCutのデザイン表示部をプリンタで印刷する機能です。
通常は他のソフトウェアでデザインデータを作成し、LaserCutにインポートするということになるので、印刷を行う場合は、外部ソフトの方でおこないます。